岩手県北上市では寄付者の皆様のおもいやりを大切にすることと、いただいた寄付を本当に価値のあることに利用するため、自治体だけではなく事業者や市民も含めて、ふるさと納税制度に向き合っております。
寄附の使いみちについての想いや、寄附者の皆さんに対する感謝を込めて、返礼品をお届けしております。
希望する寄附の使いみち
子育てや高齢者にやさしい環境づくりに
日本全国で高齢化が深刻化していきますが、それに目を伏せてはいけないと思います。やはりこれまで社会に貢献された方々が、安心して暮らせる街にするためには、福祉への補助が必要です。できるだけ高齢者が社会参加できる取り組みや施設が必要だと思っております。我々の活動だけでは、全く手もお金も足りないのが現状です。
例えば、直売所に停車するコミュニティバスがあるんですが、バス亭がある道路には歩道がなく大型トラックがすぐ近くを走っていて、見てるだけで恐怖を感じます。こういう道路の整備に利用していただけると嬉しいです。
少しずつでも、現代の社会を築いてきた高齢者に優しい街づくりに寄附が使われることを願います。
北上市の北上川東部に位置する黒岩地区は、およそ330世帯、人口約1000人と、北上市内では比較的小ぶりなコミュニティです。
東には北上山地、西には大河を要する黒岩は、豊かな自然と美しい景観に囲まれております。
また、様々な伝説を持つ北上川に接するがゆえ、数多くの史跡・遺跡が存在し、「見て歩く」だけではなく「歴史を学ぶ」という点においても魅力のある地域です。
蛇石 | 稚童を呑み込み、法師に呪いをかけられた蛇が北上川を逃れ来たが、ふっと住んでいた五大堂(石鳥谷町)の池のことを思って振り返ると、そのまま石になってしまった。 |
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おらが渕 | おらが渕の底からトンカ、トンカ音がすると、働き者の藤兵衛の米びつはいつもいっぱいに。 渕の水をくみ出すと石ウスとキネが出てきた。 音は消え米びつの不思議も消えた。 |
七つ石 | 弁天様が呉竹と小鳥崎の間に橋をかけようと北上川に石を運んだ。 あまのじゃくが鶏の鳴き真似をすると朝だと思った弁天様、作業を中止したので、七つの石だけが川に残された。 |
猿と地蔵 | 地蔵と間違われて猿に背負わされた川を渡ったおじいさんはたくさんのお賽銭をもらう。 隣の欲張りじいさんは「猿のケッツぬらしても、地蔵のケッツぬらすな」の猿の歌につい・・・。 |
坊主石 | 諸国修行の旅の僧が、北上川の川端で急の病に倒れ石と化してしまった。 石のくぼみに米つぶを入れると頭痛が治るという伝えも・・・。 自転車道路工事の際、保存され今もある。 |
明神淵の河童 | お滝さんの流れが北上川に合流する辺りは深い渕になっていて、河童が棲んでいたと言われています。 夏になると渕から這い出して、サンブチの畑で育てているキュウリを全部食ったという。 |
黒岩太神楽(江戸時代) | 建久2年(1191年)南部光行公が南部入りした際に、お土産として踊り伝えられた。 昭和53年から、めでた舞を伝承するため黒岩小5年生を対象に、毎年稽古を行い、地区内外の行事に出演している。 |
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沢目太神楽(明治時代) | 曾祖父たちが舞っていたものを祖父たちが習い、現代へ伝えた。 |
平沢神楽(文政年間) | 破損しているが、文政2年と記された太鼓を保存。 現在使用している太鼓は明治20年。 戦前まで幕神楽が行われていた。 |
荒見神楽(明治の中頃) | 契約講により発展。 御現舞は沢目よりの伝承による。 |
三坊木神楽(昭和8年) | 昭和4年の御滝講から始まり、昭和8年の御滝甲講で神楽を始める。 |
五新鴻秋講中火伏神楽(昭和8年) | 昭和4年、集落内で火災があったため、その後の地域の火災をなくすために講中で始められたと思われる。 |
万内神楽(昭和8年) | 大正3年2月に万内で腕用ポンプを購入したことを記念して昭和8年より始める。 |
宿舘神楽(不明) | 恩義書その他伝わらず。 |
岩崎長根神楽(187年頃) | 黒岩地区で一番古い神楽といわれ、昔は上がり銭で、 カヤ無尽の貸し付け金や水鉄砲(火消し機)など各戸に収めたりした。 |
呉馬根神楽(大正10年頃) | 黒岩寺坂・菅原勘二郎から馬場の及川浅五郎が伝承した。 |
黒岩鬼剣舞(平成13年) | 二子鬼剣舞より指導を受け創立。 平成23年に「三舘鬼剣舞」から「黒岩鬼剣舞」へ名称が変わり、二子流として継承を認められた。 |
黒岩白山鎮守の森 | 県指定文化財の白山神社を取り囲む鎮守の森で、 地区民によって整備された散策路では自然や動植物に親しめる。 |
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親水公園のお滝さん | 年1回イベントを開催する他、水車小屋で挽いたそばでそば打ち体験なども行っており、 地域の文化と四季折々の豊かな表情を楽しめる。 |
庚申山公園 | 昭和56年から地区民によって植栽された桜約300本は、春には満開となり桜を楽しめる。 また、市内を一望することもできる。 |
黒岩なんなか広場 | 広場内にある「くろいわ産地直売所」では地元農家自慢の新鮮で安心安全な野菜などを販売し、 地区内外から買い求めに来られる。 |